クラウス・マケラのビデオを見る2026/07/29 22:55:46

昔録画したビデオで、クラス・マケラがいろいろなオーケストラを指揮しているドキュメンタリー番組を見た。マケラが指揮したオーケストラのなかにパリ管弦楽団があり、そのときはストラヴィンスキーの「火の鳥」をやっていた。練習風景のときはなるほどなあ、と思いながらぼんやり眺めていたが、本番になったとき、ふとコンサートマスターを見ると、練習のときとは違う、男性の、東洋風の顔立ちをした方が写っていた。ひょっとしたら、千々岩英一さんだろうか。他の SNS などの状況証拠を重ねると、やはり千々岩さんらしい。

昔、たまたまご縁があって氏の初りサイタルに行ったことがある。その後名門パリ管の副コンサートマスター(Deuxième violon solo)となったが、たまに氏の X を見たりするだけだった。海の向こうで、邦人が活躍しているのを見ると、自分は何をしたわけでもないのに、妙に誇らしい気持ちになる。

シューマンの「マンフレッド序曲」を聴く2026/07/03 23:00:37

シューマンの「マンフレッド序曲」を聴いた。だんだん、シューマンの作品も聞けるようになってきた。俺も年を取ったものだ。

シューマンの交響曲第4番を聴く2026/06/21 22:53:45

シューマンの交響曲第4番を聴いた。感想は後で書く。

ラフマニノフの交響的舞曲を聴く2026/06/05 22:20:24

ラフマニノフの交響的舞曲Op.45を聴いた。今まで聴いていなかったのを後悔した。かっこいい。ある方がラフマニノフの作風を「クラシック界の徳川慶喜」と表現したけれど、その理由はともかく、近現代の潮流に目もくれず、ひたすらロマンを追求しているその姿勢がすばらしい。

全3楽章からなる。第1楽章の半ばでは、オーケストラではめったに使われないアルトサックスが登場し、泣かせるソロを聴かせる。いや、アルトサックスだけでなく、木管楽器全部が泣かせる。しかし、第2楽章、第3楽章ではアルトサックスは全く使われない。もったいないが、ラフマニノフはこれがよしと判断したのだろう。ピアノも第1楽章と第2楽章のところどころで使われるが、第3楽章ではTACETである。ピアノの名手が第3楽章でピアノを封印した理由はなぜだろうか。それから、私が見た演奏ではハープは2台使っていた(当然2人いる)が、スコアでは1台だった。ホルンなどの楽器はアシストのために人数を足すことはあるが、ハープも同じようなことがあるのだろうか。

ボロディンの「ダッタン人の踊り」を思い出す2026/05/08 23:59:59

あるテレビを見ていたら、どこかで聞いたことのある旋律が、私の知らない編曲で聞こえてきた。思い出そうとして悩むこと15分、やっとボロディンの「ダッタン人の踊り」の一部分だと気づいた。この旋律は、以前ブログで「韃靼人の踊り」を聴く で書いたことがあるので繰り返さない。私はボロディンの作品をあまり知らないので、調べてみると面白そうだが、元気がない。

ボロディンといえば、ラヴェルの「ボロディン風に」というピアノの小品もあった。ラヴェルは数ある作曲家の中からなぜボロディンを選んだのだろうか。気になる。

ブラームスのセレナードOp.11を聴く2026/04/30 18:18:24

ブラームスセレナードOp.11より第5楽章スケルツォ

ブラームスのセレナード第1番Op.11を聴いた。最初に聴いたのは40年以上前で、どんな曲だったかすっかり忘れてしまっていた。久しぶりに聴くとけっこうおもしろい。写真は本曲第5楽章のピアノ編曲版の冒頭である。ここにある通り、第5楽章スケルツォはソドレミで始まる。最初の8小節はホルンがメロディーで、低音がチェロである。次の8小節は、1stVn, 2nd Vn, Va, Vc で奏される。それにしても、ブラームスはソドレミやミラシドが好きだなあ。

「名曲アルバム」の水増しを嘆く2026/04/29 23:03:30

少し前に、NHKの「名曲アルバム」で、フォーレの「シチリアーノ」が放映されていた。この「シチリアーノ」を聴いたときに、違和感が残った。聴きなおしてみると、原曲に比べて水増しされていることがわかった。これが違和感の正体だった。

フォーレのシチリアーノの原曲は、主に3つの主題A,B,Cからなり。A-B-A-C-Aとたどってコーダで終わる。ところがこの名曲アルバム版のシチリアーノは、A-B-A-C-A-B-Aとしてコーダに至るので、BとAの部分が水増しされている。なぜ、水増しされたのだろうと考えると、名曲アルバムの時間は5分間であるから、この尺に合うように調整されたからだろう。ちなみに、原曲の所要時間は3分半から4分の間だ。

この水増しによって、主題のCの部分の印象が弱くなってしまう。C部は主に変ホ長調に支配されていて、少し陰りのあるメロディーが何とも美しい。これが、B で上書きされてしまうのではないかという心配だ。

昔、私がいた職場で、この名曲アルバムに関係する(かもしれない)事件を、私は起こしたことがある。後味の悪い事件で、もう今となっては忘れたいのだが、この水増しを聴いて思い出してしまった。

以下は楽譜である。ピアノソロ用に、作曲者フォーレ自身が編曲した版だ。

主題A

シシリエンヌA

主題B

シシリエンヌB

主題C

シシリエンヌC

コーダ

シシリエンヌコーダ

フンメルのトランペット協奏曲を聴く2026/04/14 23:12:53

フンメルのトランペット協奏曲を聴いた。フンメルの曲で知っているのはほとんどなくて、私が持っているピアノソナタ選集にフンメルのピアノソナタヘ短調があり、これを少し弾いたことしかない。また、トランペット協奏曲というジャンルが不案内で、私はハイドンのものしか知らない(バッハのブランデンブルク協奏曲第2番をトランペット協奏曲というのであればこれは知っている)。フンメルに戻ると、トランペットの音色が輝かしく、なかなか聴きごたえがあった。

マーラーの交響曲第6番を聴く2026/04/11 21:47:49

マーラーの交響曲第6番を聴いた。私がこの曲で注目していたのは、ハンマーをどこで打つか、ということがほとんどで、曲そのものを聴く態度とはとてもいえない。次回聴くときには、曲そのものを聴くように心がけよう。

シューマンの交響曲第3番「ライン」を聴く2026/04/07 23:14:09

シューマンの交響曲第3番「ライン」を聴いた。シューマンの交響曲を聴く趣味は私にはないが、まだ二十歳前のときは何回か聴いていたのだった。久しぶりに全曲を一通り聴き通して感じたことは、忘れたころにもう一度聴くのがいいかもしれない、ということだった。