酒の喜びを思い出す ― 2024/03/21 21:55:46
「酒よ、人の望みの喜びよ」という駄洒落を思いついたついでに、もう少し酒のことを思い出してみた。
「酒」といえば、広義では「飲用アルコール」を指し、狭義では「日本酒」を指す。「ごはん」といえば広義では毎度の食事を指し、狭義ではイネ科の穀物を炊いた主食を指すのと同じだ。私は日本酒も好きだが、外で飲むことは少ない。一緒に日本酒を飲む人がいれば飲むのだが、最近は日本酒を飲む人とのお付き合いがないからだ。
昔の職場で、酒が大好きで、特に日本酒が大好きな上司がいた。この上司と一度出張に行って、用事を済ませたのち、帰りの列車の時間まで一時間と少しあったので、では飲みましょうということになって、駅の近くの店に行って熱燗を一時間で10本ほど飲んだことがある。二合徳利だったと思う。お銚子のいいところは、飲み終わったあとで倒せるところで、倒した本数が増えるとこれだけ飲んだという達成感が味わえるところだ。こんなことで達成感を持ち出すのもおかしいが、酒好きというのはそういうものだ。
この元上司は憎めない人だったが、どうもあるときから勤務中でも酒の匂いがするということがまことしやかにささやかれていた。私は別の部門に転出していて姿を見るぐらいしかなかったが、いつの間にか会社を退職していた。まさか酒のせいで問題を起こしたとは思いたくないが、今となってわからない。
日本酒で飲み過ぎたことは何回かある。以前いたオーケストラで、練習が江東区であり、帰りに業平橋(現在のスカイツリーがあるあたり)で飲むことにした。その店は日本酒を小さなやかんに入れて飲むという趣向をやっていて、そのやかん酒を何杯も飲んだ。熱燗ではなかったと思うが、冷やか、ぬる燗かは忘れた。何を話したかはさっぱり覚えていないが、仲間の一人がスマホ用のエロゲーを作ったということで、その一部を見せてもらったことだけは覚えている。その後家に帰ったが、翌日は久しぶりの二日酔いになり、まるで使い物にならなかった。ただ懲りずに、数か月後に同じ店でまたやかん酒を飲んだ。このときはさすがに控えたと思う。
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