違いに驚く ― 2020/03/01 23:00:00
しつこくフォーレのチェロとピアノのためのソナタ第1番第2楽章である。103小節のアウフタクト以降、同じようなメロディーなのにフレージングが違う。たとえば、104小節と106小節、108小節のスラーを比べてもらいたい。最初はスラーなし、次は2拍めの8分音符2つにだけスラーあり、次は2拍めの8分音符と3拍目の4分音符、それにタイでつながれている次の小節の8分音符にまでスラーがある。これには参った。
違いにさらに驚く ― 2020/03/02 23:00:00
あいもからわずフォーレのソナタである。前回は110小節までの楽譜を見てみたが、実は110小節からのフレージングも似て非なる箇所がある。今回はうっとうしいがすべて弓のアップボーとダウンボーを書いてみた。
訃報に接する ― 2020/03/03 23:00:00
CDプレーヤーのランダム再生機能を使う ― 2020/03/04 23:00:00
ひとつにまとめるという記事で、フォーレのチェロとピアノのためのソナタ第1番第2楽章ばかりを集めたCD を作った、と書いた。その CD にはトラックが 11 ある。さて、この CD を順番にかけてもつまらないし、最初の演奏しか聞かない恐れもある。そこで、この CD を聞く時には、CD プレーヤーにあるランダム再生という機能を使っている。このモードにしておくと、トラックをランダムに選択しならがら全トラックを再生する。この数日、この機能を使っているが、最初の5回ほどは必ずトラック2から再生し、そのあとトラック 3 やトラック 11 が多めにかかるという現象が発生している。本当にランダムなのだろうか。そのあたりのことは詮索しても仕方がない。それよりなにより、フォーレのこのソナタがうまく弾けることが重要なのだ。
チェロの本を見つける ― 2020/03/05 23:00:00
さて、WERNERは、ピアノにとっての BEYER に当たるのだろうか。私はそうは思わない。その理由ははっきりしない。おそらく、初級者の卒業レベルが BEYER だったり WERNER だったりすると思うのだが、そのレベルがはっきりしないからだろう。
私が持っている WERNER は BOOK I と BOOK II 、すなわち前半のみである。BOOK III, BOOK IV は載っていない。少なくとも、BAYER と比較するのは、前半のみだろう。
本の注文をする ― 2020/03/06 23:00:00
チェロの稽古に行く ― 2020/03/07 23:00:00
さて、午後の予定は中止となったが、新たな別の用事が発生した。チェロの修理である。チェロ本体ではなく、テールピースにはめ込んである、弦のピッチを調整するアジャスター4個のうち、A線のアジャスター固定具がテールピースからすっぽ抜けてしまったのである。ショップの人に相談すると、大きく2つの方法がある。
第1の方法は、抜けてしまった固定具をテールピースにエポキシ樹脂で接着させる応急処置である。
第2の方法テールピース本体を新品に交換する方法である。当然こちらのほうが値段が高い。
なお、第3の方法もあり、ちょっと格好は悪いがA線だけのアジャスターだけテールピースに固定しないような別アジャスターに変えるという手もあるようだ)。今回は第1の方法でお願いした。
修理されたチェロを取りに行く ― 2020/03/08 23:00:00
途中で、沈丁花のいい香りがした。一年ぶりである。
フォーレのチェロとピアノのソナタ第1番第2楽章を確認する ― 2020/03/09 23:00:00
1. 弓のアップボー・ダウンボーはすべて指示とスラーの通り。91小節3拍めから92小節いっぱい、94小節3拍めから95小節いっぱいのどちらも、ワンボーで弾き切る。
2. 9小節め3拍めの Es から 10小節めG は、指使いは 1 4 。次の Es D は 3 2。
3. 22小節の B は2で、次の Fis は 1で、その次にもどった B は 3 でとる。
4. 24 小節3拍から 25小節にかけては 1-1-3。Es も D線でとる。もし Es を A 線でとるとEsの音だけ音色が違って違和感が残る。
5. 53小節3拍めの Es - G は 1-4 で。Gには思い切りビブラートをかける。
6. 78小節のG-Dのスラーは4-1でしっかりとる(ポルタメントはかけない)。なお、G-Dのことはこの78小節ではなく116小節のことでいわれたような気がする。
7. 118小節から119小節にかけての D は開放弦でよい。同じく121小節の D も開放弦でよい。
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