バッハのシャコンヌの編曲を思い出す2022/11/09 22:13:12

ふとしたことがきっかけで、バッハのシャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンパルティータニ短調の終曲)の編曲に、どんなものがあったか思い出してみた。もちろん、私が最初に聞いたのはヴァイオリン独奏のもので、確かアルテュール・グリュミオーのものだった。その後、ピアノへのブラームスによる左手のみのための編曲を聴き、さらにその後、ピアノへのブゾーニによる(両手用の)編曲を聴いた。ピアノによる編曲の前後で、FM ラジオでクラリネット4本による編曲を聴いたことを覚えている。

その後社会人になって独身寮にいたころ、職場にいたAさんが外国留学するというのでスピーカーを譲るという。ありがたくスピーカーをいただいて、そのおまけにギターのセゴビアのEPレコードをくれた。何が入っているのか聴いてみたら、片面がバッハのシャコンヌで、EPだから途中でフェードアウトしてしまって終わりが聴けなかった。よくこんなレコードを出すものだと、ただでもらっておきながら憤慨したことを今思い出した。

クラシックでは有名な曲だから、管弦楽への編曲や吹奏楽への編曲もあるのだが、私はまだ録音でも実演でも聞いたことがない。動画サイトを見て、聴いてみることにしよう。