順位戦の番人を考える2022/06/16 20:54:58

プロの将棋棋士は、日本将棋連盟に所属している。ただし、女性は日本将棋連盟に所属している場合もあれば、日本女子プロ将棋協会に所属している場合もあるし、これらの団体に所属していない例もある。以下述べることは、日本将棋連盟に所属している棋士についてである。なお、日本将棋連盟に所属している女性棋士はすべて「女流棋士」という資格での所属であり、ここでいう「棋士」からは除外する。

棋士は、基本的に、順位戦というリーグ戦に参加している。基本的にということは例外があるということだが、これについては触れない。

順位戦は5つのリーグからなる。A級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組である。先に述べた級・組ほど、位が高い。ある級・組で上位の成績を挙げればそのすぐ上の級・組に昇級する。その逆もあり、成績が振るわなければ、そのすぐ下の級・組に降格する。順位戦の名は、この順位のみがものをいうことを如実に表している。つまり、順位が上の棋士は下の棋士より格上であるということが一目でわかる。サッカーの J リーグはこの順位戦を参考にしたという話もあるやに聞いている。

さて、この順位戦では特定の級・組にずっと所属している、すなわち昇級もせず陥落もせずという棋士がいる。以前、C級1組の日浦市郎八段のことについて書いたが、ほかにも特定の級・組に所属している棋士がいる。引退した武市三郎七段はC級2組に長くいた。ほかの棋士はどうだろうか。

たとえば、川上猛七段は、C級2組でやはり長くいた。川上七段は「C2の番人」と呼ばれた。C級2組に長くいたからだろうが、なぜ武市七段は「C2の番人」とよばれなかったのかがわからない。

番人といえば、B級1組に長くいてB1の番人とよばれたのが松尾歩八段である。松尾八段は2011年度B1から降級して2012年度からB級2組にいる。さて、ほかの組の番人はいるのだろうか。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://marinkyo.asablo.jp/blog/2022/06/16/9500591/tb