ハイドンのピアノソナタ Hob. XVI/51 を聴いた。後期の作で、コンパクトな2楽章構成だ。手元の楽譜の解説には、「シューベルトのソナタを先取りしている」という記述があった。そうかもしれない。シューベルトのソナタでいえば、ニ長調 D 850 のソナタとか ト長調のソナタ D 894 とかなどだろうか。このフィナーレは、シューベルトのソナタのスケルツォと相似性があるのではないかと思ったが、いざ比較してみるとそれほど似ていない。ではなぜ、これら2つのソナタを思い出したのだろうか。よくわからない。
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