交通事故の死者数を考える2022/10/12 20:14:21

はるか昔のことになるが、交通戦争ということばがあった。交通事故で人が亡くなることが多かった時代、交通事故の死や負傷を戦争にたとえたことばである。交通戦争ということばをよく耳にした時代、テレビで毎日、交通事故の死者数をテレビで伝えていた。当時は年間に1万人以上死んでいたように思う。この1万人という数は、警察庁の定義で事故があったあと24時間以内に亡くなった方の数である。その後、この交通事故の年間死者数がだんだん減ってきた。現代は毎日の交通事故死者数など報道することはない。

なぜこんなことを思い出したかというと、現代はコロナウイルスの新規感染者数と感染者のうちの死者数を毎日報道しているからだ。だからどうということはないのだが、時代が変わったということだ。