ベルリオーズの「幻想交響曲」を聴く2021/12/03 23:59:59

久しぶりに、ベルリオーズの幻想交響曲を聴いた。昔は持っているレコードが少なく、オーケストラ曲はさらに少なかった。交響曲と名がついている曲でレコードを持っていたのは、この幻想交響曲の他には、ベートーヴェンの第3番と第9番と、シューベルトの未完成、ブルックナーの第9番ぐらいだった気がする。この他に、父が買って持っていたベートーヴェンの交響曲第5番があったぐらいで、あとのハイドンやモーツァルトやベートーヴェンやシューベルトやシューマンやメンデルスゾーンやブラームスらの交響曲はすべてエアチェックで賄ったのだと思う。

幻想交響曲はほかの交響曲に比べてあまりにもドラマ仕立てなので好きではなかったが、今でもところどころは覚えている。たとえば、ワルツのメロディーとか、怒りの日のメロディーを聴くと、小学生で何もわからずに管弦楽を聴いていた無邪気だった自分を思い出す。もっとも、今だって何もわかってはいない。