フォーレの歌曲のピアノ編曲を聴く2021/06/23 22:27:39

最近(「さいきん」と打ったらこの字ではなく「細菌」と変換された。おまけに🦠という絵文字まで候補に出た)、録画したビデオを見てみた。阪田知樹というピアニストがNHK交響楽団と共演した、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番である。この曲については、極私的にアマチュアのあるすごい演奏が耳について離れない。この演奏を超えるかどうか興味があったのだ。聴き終わって、阪田の演奏もすごかった。しかし、私の中にある極私的演奏とこれを同一の基準で比較するのは無理だということがわかった。

さて、阪田はアンコールに応えて、あるピアノ曲を披露した。ラフマニノフの歌曲が原曲で阪田自身の編曲による「ここは素晴らしい場所」である。私は最初ラフマニノフのピアノオリジナルの作品かと勘違いした。私はラフマニノフの作品をほとんど知らないのだ。ともかく、なかなかこの編曲は気に入った。このピアニストはほかにどんなレパートリーがあるのだろう。インターネットで調べてみると、フォーレの歌曲も編曲していることがわかった。一つは「ネル」、一つは「夕べ」である。この2つは知っているが、ピアノ独奏曲への編曲はあっただろうか。YouTube で聴いてみると、これら2曲もかっこいい。編曲ができるピアニストというのは偉い。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://marinkyo.asablo.jp/blog/2021/06/24/9391285/tb

_ まりんきょの音楽室 - 2021/06/24 22:54:36

きのうはフォーレの、そしておとといはミラシドの話題だったから、きょうは合わせてフォーレのミラシドの曲を取り上げる。フォーレのミラシドといえばなんといっても「夢のあとに