ドビュッシーの交響詩「海」を聴く ― 2021/08/07 19:39:01
ドビュッシーの交響詩「海」を聴いた。今回で聞いたのは10回目ぐらいかもしれない。よくわからない。出直してくる。
楽譜を調べることにした。全部で3曲からなる。楽章ととらえてもいいかもしれない。
第1曲はこんな出だしだ。ここでの楽譜は弦五部だけだが、実際には三管編成である。
この楽譜をみてもぼんやりしている。チェロにポワーンとした長二度の上昇があり、その後でヴィオラがペンタトニック風の上昇音列を弾いているのがわかる。まあ、これじゃわからないはずだ。
第2曲も最初の3小節は和音の土台のみだ。4小節めから、フルートの次のようなメロディーが入る。
フルートが入るとすべて「牧神の午後への前奏曲」に聞こえてしまうのは、私の耳がまだドビュッシーの管弦楽曲に慣れないせいだろう。
第3曲はティンパニと大太鼓のトレモロで始まる。その後、チェロとベースから動く。
たぶんこの動機は終わりまで使われるのだろう。よく聞かないといけない。次の動機はオーボエによる。下をクラリネットが支えている。
この動機も使われるのだろう。
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