ピツェッティの「3つの歌」を聴く2021/08/06 23:00:00

きのうに引き続き、ピツェッティの「3つの歌」を聴いた。歌といっても、人間の声による歌ではなく、チェロとピアノの作品である。

第1曲は変ニ長調。チェロでは響きにくい、こもった調性だが、それだけ転調したときの響きの変わり具合が面白い。

第2曲はヘ短調。チェロでは同じく響きにくい調性で転調の対比を楽しむのは第1曲と似ている。ただし、動くはさらに遅くなる。最後はヘ長調で終わると思いきや、ニ短調で終わるので意外だ。