加藤昌則「ケルト・スピリット」を聴く2021/05/21 20:37:54

土曜日に行った、竹澤恭子のヴァイオリンと福田進一のギターを聴きに行くの感想文の続きを書くことにする。前半の、パガニーニ「チェントーネ・ディ・ソナタ」第1番、ギターソロでソルの「魔笛の主題による変奏曲」、シューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」と後半の竹澤恭子のソロによるバッハ無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調より「シャコンヌ」は先に書いた通りだ。

シャコンヌのあとはいったん、司会の岡部真一郎による、二人の演奏者によるインタビューがあった。私はいつもこのインタビューを楽しみにしている。ひとしきり話が弾んだあとは再び演奏の時間となった。次は加藤昌則の「ケルト・スピリット」である。当日配られた解説によればこのタイトルとそこに込められた音楽がよくわかるのだが、ここでは省略する。演奏は、楽しさに満ちあふれたものだった。