ハイドンのピアノ三重奏曲イ長調 Hob.XV-9 を聴いた。
アダージョの第1楽章とヴィヴァーチェの第2楽章からなる。第1楽章の最初は、ヴァイオリンとチェロが10度の音程で一体となってメロディーを奏で、ピアノと対話する。これは、ピアノの低音をチェロでなぞるような書法を常としたハイドンとしては珍しい。チェロとしてはこのようなときに、腕を振るえる機会だろう。第2楽章はハイドンらしい動きが楽しいが、チェロはピアノの低音に従属している。
by marinkyo [室内楽] [ハイドン] [コメント(0)|トラックバック(0)]
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