エレファントカシマシの「浮き草」を聴く ― 2021/09/27 19:20:26
最近、エレファントカシマシの音楽を聴いている。今回は「浮き草」の歌い出しを楽譜に書き起こしてみようとした。
最初は「書き起こしてみた」と書いたが、実は歌い出しが書き起こせなかった。この歌では楽譜に起こせない。自分の耳を棚に上げていえば、音程が定まらず、リズムも乱れている。まさか、この歌い方そのものが「浮き草」ということなのか。Bメロの「何かやりたくても 何もみつからず」に来ると、リズムもメロディーも定まり、サビの「考え込むのはまっぴら」に来るとこれならなんとかかけそうだ。しかし、歌い出しの、音程もリズムも軟体動物のようにくねくねした歌い方こそが、この歌の持ち味なのだろう。そう思って、まだしも定量譜に近い歌い方になっているような気がする2番の最初を譜面にしてみた。それにしても、この宮本浩次という歌手は、譜面作者泣かせだ。
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