試験に合格する2019/07/19 23:21:39

そういえばいろいろ忘れていることがある。6月30日は試験を受けていて、翌日の7月1日にその日のことをこのアサブロに記録していたのだった。そろそろ合否がわかるころではないか。そう思って受験票を見直してみたら、まさにこの7月19日が合否発表の日だとわかった。あわてて指定された WEB にアクセスしたら、合格していた。久しぶりの試験合格である。なんともいえずうれしい。

ただ、合格を素直に喜ぶことのできない事情がある。6月半ばに起こした(自分だけが深刻だと思っている)事件のため、体調を崩してしまった。不調の症状は、のどから胸にくる圧迫感であったり、食欲不振であったり、睡眠不足であったりとさまざまであった。このうち睡眠不足は、ひどいときには一睡もできない日に見舞われる(6月30日のブログ参照)ほどだった。その他の日も快眠とは程通く、寝つきこそいいのだが早ければ午前3時、遅くとも午前4時には目がさめてしまい、それから眠れなくなるのだった。ちなみに快眠したのは平日の1日だけで、この日は快眠が高じて寝坊し遅刻してしまった。

さて、未明に目覚めてしまいその後眠れないときはどうするか。朝までつれあいをおこしてはいけないからそっと寝床を抜け出して自室に行くしかない。そこで何ができるか。黙々とできる作業である試験勉強をするしかないわけだ。試験勉強をしても睡眠不足のため鉛筆に力がかけられない。そして事件の遠因となったある人の影がちらつく。勉強にも身が入らなかったが、ともかく事件を忘れてしまうためには朝起きた後は勉強と称して形だけでも熱中する必要があった。

話を戻す。今回の試験はどうだったか。試験は5問択一式で計40問ある。そのうち1問3点が20問、1問2点が20問ある。70点以上が合格である。過去2回受験してどちらも 60 点台だったからあと一息のようにみえるが、その実はやはり越えがたい壁を感じていた。

今回は思いあがっていたことに反省して、下の級の練習問題から開始し基礎を鍛えることにした。これは、それなりの効果があった。そして過去数年間の問題を解いてみて、それが自分で納得いく回答として選べるかどうかまで考えることにした。そして、何度も間違える問題は何度もその間違えた理由を突き詰めることにした。

最初に過去直近の3回分問題を解いた結果は70点台であった。この事実を知って私は落ち込んだ。本番ではまた落ちるだろう、過去問で80点以上いかなければ合格はできないから、と考えていた。しかし、悩みが与えてくれた不眠の時間をまがりなりにも生かせたことは、連れ合いのいうように「けがの功名」だろう。なお、今回は 82 点だった。