詰将棋を考える2020/03/14 23:00:00

私はだんだんぼけてきているが、将棋はほそぼそと続けている。指す将棋はほとんどしていないが、詰将棋を解くころは毎日している。というのも、詰将棋選手権の初級・一般戦の本を買ってきたからだ。まずは、初級編がみなわかるようになるまで考えている。

Responsive-Kifu の紹介ページを作る2020/02/27 23:23:00

Responsive-Kifu の紹介ページを作った。このページはまだまだ更新を続けていく予定である。

ユリイカの特集「加藤一二三」についてのページを作る2020/01/08 23:00:11

ユリイカの特集「加藤一二三」についてのページを作った。

木村一基王位の偉業を称える2019/12/15 15:54:45

木村一基という将棋プロの九段がいる。木村九段は、46 歳にして初めてのタイトルである王位を獲得した。大変なことである。偉業である。なんでも若手がもてはやされるなか(私が中高年だからいうのだ。私が若手なら「なんで年寄ばかりのさばっているのだ、と憤慨するところだ)、非常にめでたいことである。

以下、少し補足する。
46 歳3ヵ月にして初めて王位というタイトルを獲得したことで、木村九段は初タイトル獲得の最年長記録を更新した。このときまでの記録は有吉道夫九段が持っていた記録で、37歳6ヵ月である。この37歳6ヵ月でもどれほど凄いことか。ちなみに、有吉九段の記録には、順位戦最年長勝ち越し(71歳)がある。また、私が驚くのは、49歳にして史上初の公式戦20連勝である(その後連勝記録は塗り替えられたが、49歳で20連勝できるプロ棋士はいるだろうか。ちなみに、羽生善治が現在49歳である)。

先に木村王位にかこつけて有吉九段のことを書いてしまったが、もう一つは木村王位が三段リーグにいたころのことである。当時から奨励会の三段リーグは難関であった。木村自身も23歳と遅咲きであった。私はそのころ、週刊将棋という新聞を買っていた。おそらくそのときに見た記事だと思うが(ひょっとしたら将棋世界かもしれない)、ある関西の将棋プロ棋士が、やはり関西所属の三段を紹介していた。この三段と木村一基三段の将棋をプロ棋士が紹介していたのだった。めったにない急戦の将棋で、関西の三段はかなり自信のある形だったのだが、どうやらこの形は木村三段の研究にも入っていて、結果は木村の勝ちであった。そこでプロ棋士は、木村三段はここまで研究しているのか、という驚きの声を記事にしていたのだった。

木村は奨励会当時から勝率が高かったが、これを現在維持しているというのは並大抵のことではないと思う。

プロ将棋界の動向に疎くなる2019/12/13 23:29:33

心と懐具合に余裕があるときは、たまに将棋世界という雑誌を買ってプロの将棋界の動向を知った。ところが、この1年は余裕がなく、したがって将棋世界を買うこともなく、将棋界のことといえば藤井七段の話題と木村一基王位のことしか知らなかった。

だからたとえば、ことしの新四段となった若手棋士は知らない。また、今泉健司五段のあとにプロ編入試験を受けているアマチュアがいるというのも知らなかった。

今更知ったところでどうなのか、ということはある。ただ、何も知らないでいるというのも寂しい。プロ将棋界とどのようなお付き合いをすればいいのか、悩んでいる。

高田尚平の引退を知る2019/12/09 23:07:21

そういえば気持ちの余裕がなくて、プロ将棋界の動向を知ろうとすることがなかった。ちょっと反省してどうなっているのか調べたら、高田尚平七段が引退していたことを知った。私と同世代である。 私が週刊将棋という新聞を買っていたころ、高田氏の連載による講座があった。振り飛車に関して大模様を張っていく独創的な戦法で、マネはできないなと思いつつその構想に感心していた覚えがある。 こうして中高年は引退していくのかと思うと寂しい。

呼称を考える2019/08/18 18:56:42

今日は自分にとって深刻な問題を考える。 今朝の東京新聞の社会面(28面)に次の記事があった。

☗谷川九段 歴代3位タイ1324勝

将棋の谷川浩司九段(57)は、十七日、大阪市の関西将棋会館で刺された第六十九期王将戦二次予選で高見泰地七段(26)を破り、歴代三位の加藤一二三・九段(79)と並ぶ公式戦通算千三百二十四勝目(八百五十一敗)を挙げた。

一位は羽生善治九段(48)の千四百三十八勝(五百九十四敗) = 未放送のテレビ対局は除く = で、二位は故大山康晴十五世名人の千四百三十三勝(七百八十一敗)。対局後、谷川九段は「羽生先生、大山先生まではまだ遠いですが、一局一局を大事に戦っていきたい」と話した。(後略)

ここで気になるのは、羽生九段のことを「羽生先生」と言っていることだ。大山十五世名人は大先輩でもあるので、先生という呼称を使うのは当然だろう。しかし、羽生九段は年は下だから先生をつけなくてもよいともいえる。しかし、大山先生を超える戦績を残しているのだから、やはり羽生九段にも当然、先生という呼称を使うことにしたのだろう。いや、これは下種の勘繰りだろう。偉大な記録を残した棋士だから、羽生先生、という呼称が当然のように出てきた、と考えるのが素直なのだろう。

以下はあえて敬称を省くが、むかしむかしの谷川の著書を思い出した。当時は複数のタイトルを保持していて、著書では、羽生君、と書かれていた。そののち、谷川は保持していたタイトルを次々と羽生に奪われた。インタビューを受けた谷川は、羽生さん、ということばで答えていた。そして今では、羽生先生である。勝負の世界は、かくも残酷である。

会社勤めの私には、年下で偉い人がたくさんいる。正確にいえば、年上はみな偉い人であり、年下でも私より偉い人のほうがほとんどだ。たまたま、私の職場では職位に関係なくさんづけで呼ぶのが通例なので、年上、年下、職位の上下にかかわらずさんづけで呼ぶ。ただ、親しい人にはくんづけで呼ぶこともあるが、わたしより偉い人なのでうっかり口に出してしまった場合は反省し、以後はさんづけで呼ぶようにしている。これは、当人を目の前にした二人称だけではなく、当人がその場にいない、三人称のときにも同様にさん付で呼ぶようにしている。ついでにいえば会社外のつきあいでも老若男女にかかわらずさんづけにしている。

私はぼんやりと生きてきたからその報いを受けて世捨て人のようにこのように身を処しているが、別段後悔はしていない。

将棋道場に行く2019/05/02 23:13:29

事情があって、御徒町将棋道場に出かけた。全部で5局さしたが、そのうちの2局は私が100%受けに回った、珍しい対局だった。そのうちの対四間飛車戦は勝ったが、対矢倉中飛車戦では負けた。ちなみにどちらも、自陣は居飛車穴熊だった。
私は将棋では攻め6分、受け4分のタイプで、受けはあまり得意ではない。ちなみに実生活ではいつも受けに回っている。

本屋で立ち読みする2019/04/13 23:45:47

久しぶりに本屋によって立ち読みした。将棋の棚に行くと、初手7八飛戦法などという本があり、その奇抜さに驚いた。しかし、たぶん自分では指さないだろう。振り飛車は好きなのだけど、捌きの感覚が自分では弱く、どうしても押し込まれる展開になる。居飛車はしんどいけれど勝率はいい。どうしてこうなのだろう。

伊藤英紀氏のブログを見る2019/03/27 22:09:47

私は知らなかったのだが、将棋用ハードウェア・ソフトウェアの開発者として知られている伊藤英紀氏が、
・公益社団法人日本将棋連盟
・株式会社マイナビ
・内舘牧子
の三者を名誉毀損で東京地方裁判所に提訴していたのだった。この提訴はのちに和解となったことを知った。

それで伊藤氏のブログを見てみた。ツボにはまったのはこの記事だった。

マイナビ社のこと
http://aleag.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-a767.html

ここに下請法の話が出てくる。私も購買の仕事をしているからよくわかる。下請法を知らない会社があるなんて。知らない人がいるなんて。