フォーレの「あけぼの」を聴く2024/01/01 18:49:36

新年のはじめは、どんな記事で始めようか考えてしまった。フォーレの没後100年だから、フォーレの記事で始めたい。フォーレでしかも新年にふさわしい曲はあるのだろうか。元旦といえば初日の出だ。初日の出から「あけぼの」を連想した。それならば、Auroreがある、ということでこの Op.39-1 を選んだ。フォーレには L'aurore という、定冠詞つきの「あけぼの」もあるが、ごく初期の作品だからだろうか、こちらは作品番号がない。さて、この「あけぼの」(または「あさやけ」とも)は、フォーレの才が強烈に出た作品ではないが、逆にその穏やかさが新年最初に取り上げるのにふさわしいともいえる。私が好きな作品でもある。

新しい学校のリーダーズの「オトナブルー」を聴く2024/01/02 23:02:33

去年もいろいろな歌が流行した。私の印象に残っているのは、「新しい学校のリーダーズ」が歌う「オトナブルー」という曲だ。歌いだしは、どこか和田アキ子の「古い日記」に似ている。歌っている SUZUKA の動きを見ていると、脚を開いて腰を落とす姿勢を見せていて、これはエレファントカシマシの宮本浩次を彷彿とさせる。SUZUKA が指を連続して動かすしぐさは夏木マリの「絹の靴下」そっくりだ。そしてサビはどこかモーニング娘。を思い出す。なんのことはない、似ているものをただ並べているだけだ。私も歳を取ってしまった。

フォーレの作品番号なしの「夜明け」を聴く2024/01/03 18:56:11

おとといはフォーレの「あけぼの」(あさやけ)を記事にした。今回は名前がよく似ている「夜明け」(L'aurore)を聴いた。こちらの作曲は1870年とされている。フォーレは1845年に生まれているから、ごく初期の作品だ。詞はヴィクトル・ユゴーによる。萩原英彦は、やがて《五つのヴェネツィアの歌》の”新緑()に生育する”と言っている。


ザ・タイガースの「色つきの女でいてくれよ」を聴く2024/01/04 22:39:44

ザ・タイガースの「色つきの女でいてくれよ」を聴いた。ザ・タイガースはグループ・サウンズだが、この曲が発売されたのはグループ・サウンズの全盛時代からはるか後である。私はこの曲が好きだが、どうして好きなのかはよくわからない。コマーシャルで何度も耳にしたからだろうか。

マーラーの交響曲第2番「復活」を聴く2024/01/05 19:02:23

マーラーの交響曲第2番「復活」を聴いた。マーラーの曲は何度か聴いているが、覚えているのは交響曲第1番「巨人」だけだ。交響曲第2番は昔覚えていたが、今は忘れてしまったので、改めて聴いてみた。冒頭は確かに聞き覚えがあったが、あとはさっぱりである。

ルーセルの「シンフォニエッタ」を聴く2024/01/06 22:01:08

ルーセルの「弦楽のためのシンフォニエッタ」を聴いた。ゴリゴリとした、厚い音楽だ。まだ数回しか聞いたことがないので全容はつかめていないが、弦楽合奏曲にもいろいろあるということがわかった。

から揚げを食べに行く2024/01/07 19:16:28

かなり前から、から揚げがブームになっているということは聞いていた。私の家の周りにもから揚げ専門店が何軒もできた。しかし、私はから揚げ専門店には一度も行ったことがなかった。そこで、今更ながら、身近にいる人といっしょにから揚げ専門店に行ってきた。から揚げが一種類しかないと飽きるのではないかと思っていたが、さすがにそんなことはなかった。チラシを見ると、にんにく醤油、塩、甘ダレ、南蛮と4種類ある。これらのほかに、私たちが行った店舗では青のりと紅しょうががあった。私は、塩、紅しょうがとカキフライを頼み、ついでにだし巻き卵(九条ネギ入り)をつけた。カキフライとだし巻き卵をつけたのは、から揚げだけでは飽きると思ったからだ。カキフライを頼んだ結果多少割高になったが、まあいい。おいしくいただいたが、から揚げだけだと飽きるかもしれない。

そういえば、私の家から歩いていける範囲に、別のから揚げ専門店があったが、数か月前に閉店し、トンカツ屋になった。もっともこのトンカツ屋では、から揚げも扱っているらしい。業態を広げたということか。

また、私の家から歩いていくには遠い、さらに別のから揚げ専門店が先月閉店したということを知った。こちらはその先どうなるかはわからない。から揚げ専門店も大変なのだな。

フォーレの即興曲第6番を聴く2024/01/08 19:16:36

フォーレの即興曲第6番を聴いた。この曲は原曲がハープであり、私が聴いたのはこのピアノ版である。フォーレのピアノのための即興曲は全部で6曲あるのだが、この第6番だけがハープ曲からの編曲であるためか、扱いが妙に低い。確かに、書法としてはピアノ的というよりはハープ的なのだが、それゆえフォーレとしては華々しさが前面に出ていて、こういう曲もフォーレ没後100年を機会としてもっと知られてほしいと思う。

渡辺真知子の「迷い道」を思い出す2024/01/09 19:24:39

散歩をしていたら、通行止めの区間があった。行きは通って行ったが、帰りはやむなく回り道をした。回り道を歩きながら「そういえば回り道の歌があったな。回り道くねくねー」と歌っていると、間違いに気づいた。「迷い道くねくねー」だった。渡辺真知子にはわるいことをした。

八代亜紀の「おんな港町」を聴く2024/01/10 11:05:52

八代亜紀の訃報に接した。そういえば昔の私の家に、八代亜紀のカレンダーが数年間飾られていたこともあった。あのハスキーな声は魅力的だった。以前このブログでは、「愛の終着駅」を取り上げたが、今回は「おんな港町」の楽譜を書いてみた。ミラシドで始まるからだ。サビで「忘れたいのに 忘れられない せつない恋よ」と歌いあげるところが好きだ。