クール・ルシャンの演奏会に行く ― 2019/06/15 22:17:36
縁あってクール・ルシャンという合唱団の演奏会に行ってきた。場所は浜離宮朝日ホールであった。演奏された曲目は次の通り。
- H. シュッツ:受難のモテットより
- J. ブラームス:2つのモテット op.74
- 三善晃:動物詩集
- 林光:うつくしいのはげつようびのこども
招待券をいただいた立場なのであまり立ち入った評は控えようと思う。しかし、招待券をいただいた別の演奏会では好き勝手にものを言っていることもある。
前半は西洋ものである。モテットであるから(キリスト教の)神様とのかかわりが詩になっている。わたしには何を言っているかわからないが、合唱のポリフォニーだけで感動する。しかし、その感動はモテットの詩がわからないと偽物なのかもしれない。
後半は日本ものである。ただ、三善晃と林光の作風はかなり違う。三善晃の曲を歌うのは、しんどいだろう。また、林光の曲を歌うのは、注意が必要だろう。今回の合唱は、よくやっていたと思う。
アンコールは宮沢賢治作曲(!)作詞の「星めぐりの歌」。おそらく林光の編曲であろう。なんと、ソドレミで始まるメロディーだった。
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