フォーレの「即興(アンプロヴィザシオン)嬰ハ短調Op.84-5」を聴く2026/06/01 22:42:24

フォーレの「即興(アンプロヴィザシオン)嬰ハ短調Op.84-5」を聴いた。フォーレのピアノ曲を初めて弾くことを考えたとき、適切な作品が思ったよりないような気がする。もちろん、「夢のあとに」とか「シシリエンヌ」など、なじみやすい曲を弾いていいのだが、残念なことにオリジナル作品ではない。比較的容易なのは「言葉のないロマンス」の3曲だが、それでも第3曲などでは終わりの1/3あたりがなかなか難しい。そうなると、小品集 Op.84 に含まれている全8曲が候補になるのは当然だろう。そのなかで、この嬰ハ短調の曲は、シャンソンのようにしゃれていて、それほど技術的にも難しくないので、フォーレを最初に弾くピアノ作品としてはお勧めできる。前奏曲集 Op.103 にも短く、いい作品がそろっているが、思いのほか渋いので、敬遠する人が多いかもしれない。

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