チェロソナタ・エディションを聴く(CD 13 モシェレス、リース、フンメル)2020/10/08 23:00:00

チェロソナタエディションの CD 11 と CD 12 はともにベートーヴェンなのだが、フルニエの演奏で何回か聞いたことがあるので後回しにして、CD 13 から聴くことにした。モシェレスも、フンメルも、思ったよりよい。

思ったより、と書いたのは、作曲家の知名度とその作品の質が比例するという思い込みがあったからだ。つまり、モシェレスやフンメルといった作曲家は、同時代のベートーヴェンや少し下ったシューベルト、メンデルスゾーンより知名度が劣ることから作品の質も劣っているに違いない、という思い込みである。

たぶん、この CD に収められているモシェレスやフンメルの作品を聴いて、作曲者は誰かと言われたら、ベートーヴェンかメンデルスゾーンの作品だと答えてしまうにちがいない。とにかく私には楽しく聴けた。

なお、リースの作品は次の CD 13 にも演奏者が異なる別の演奏が入っているので、そこで感想を述べるつもりだ。

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