1000 円のレコードを思い出す2020/09/15 23:00:00

昔話をさらに続ける。安いレコードばかり買っていて、そのレコードの曲がそのまま自分が練習する曲になっていたことがあった。もっとも、安いレコードに入っていたからといって、全然練習していない曲もある。

たとえば、1000 円のレコードに入っていたピアノ曲である。DENON レーベルが、デジタル録音で音がいい、ということを売りにして名曲のさわりだけを録音したアルバムを出していたのだった。その結果、はじめて、クラシックでもフェイドアウトをしてしまうことを初めて知った。フェイドアウトまで一緒に覚えた曲には、こんなものがあった。

  • モーツァルト「不協和音」
  • リスト「メフィストワルツ第1番」
  • ベートーヴェン「大公」

私は結局、メフィストワルツを練習しようとする気にならなかった。だから、楽譜もずっと買わなかった。若い時に練習すればよかったと悔やんだが、もう遅い。

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