男女共通の名前を考える ― 2025/02/11 21:40:22
ある人と話していて、たまたま庄司薫の話になった。その人は、「庄司薫、という名前は聞いたことがあったけれど、薫だからてっきり女だと思っていた」ということを言っていた。それはまあ確かに、俳優に八千草薫という女性はいたけれど、同じく俳優で小林薫という男性もいる。薫は男女どちらともある名前といっていいだろう。
ちなみに八千草薫の本名は谷口瞳である。瞳という名前は女性に多いような気がするが、作家で山口瞳(本名)がいたから、やはりこれも男女どちらも使える名前だと思う。
昔、夫婦別姓を議論するときに「荒川静香と亀井静香が結婚したら、同姓同名になってしまうではないか」という話題を出した人がいたと記憶する。今ならば、「浅田真央と藤田真央が結婚したら同姓同名になってしまう!」といって騒ぐ人が出るかもしれない(俺だけか)。なお、荒川静香も浅田真央もスケート選手だが、これは偶然だ。
どんな国でも男に多い名前、女に多い名前、男と女どちらもある名前というのはあると思う。はるか昔、ラジオのスペイン語講座を聞いていた時、初級では男と女の会話で構成されていたが、その会話は一週間ごとに男の名前と女の名前が入れ替わるのだった。講師曰く、スペイン語圏の名前にはどんな名前があるのかも含めて親しんでもらいたい、ということを言っていた。スペイン語講座で覚えているのはこれとあと一つだけである。
これはラジオかテレビか忘れたが、フランス語教室の番組で、フランスで男女ともに使われる名前にパスカルがある、ということを言っていたような気がする。それにパスカルは名だけでなく、姓としても使われる。
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