フォーレのシシリエンヌを聴く2021/03/23 23:00

NHK のラジオ講座「まいにちフランス語」の応用編は、2021年1月から3月まで「たずねてみよう、オペラ座の世界」という題だ。パリ・オペラ座に関連する教材で構成されている。3月の後半は、ドビュッシーのオペラ「ペレアスとメリザンド」が取り上げられている。

といっても、私の関心はドビュッシーではなく、フォーレである。メーテルリンクの戯曲「ペレアスとメリザンド」を題材とした音楽は、ドビュッシーがオペラにしただけでなく、フォーレも劇付随音楽として作った。そのことについて、ラジオの講座で言及があるだろうか、と私はやきもきしていた。私の心配を解決するかのように、「ペレアスとメリザンドをテーマにした音楽が他にも作られました。フランスの作曲家、フォーレも作りました」と、講師は語った。そして、その劇付随音楽から講師は「シシリエンヌ」を選んで、冒頭を紹介してくれた。

フォーレの曲の中ではとりわけ有名だろう。このシシリエンヌは、もとはチェロとピアノのための曲であるが、劇付随音楽では管弦楽配置され、冒頭のメロディーはフルートのソロになった。オーケストラの音色では、チェロよりフルートのほうが映える。なお、たまたまなのだろうか、フォーレのこれまた有名な「パヴァーヌ」も、冒頭のフルートソロが印象的だ。なお、「パヴァーヌ」は、「たずねてみよう……」の講座全体をとおして、終わりのテーマとして流れている。

ラジオ講座をきっかけに、フォーレの音楽を聴いてみよう、という人が増えるとうれしい。

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