ハイドンのピアノソナタ Hob XVI/44 を聴いた。ハイドンのソナタには珍しく短調で、さらに珍しいことに情緒が過多なぐらいだ。私はホ短調ソナタやロ短調ソナタのようにあっさりした短調にこそハイドンらしさがあると思っているので、このような情緒たっぷりな短調を聴くと困ってしまう。譜例は第1楽章の第2主題が出るところだ。ここもそうなのだが、この32分音符と64音符のアルペジオで入ってしまう突然さにはなぜか笑ってしまうのだ。
by marinkyo [ピアノ] [ハイドン] [コメント(0)|トラックバック(0)]
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