発表会に出る2020/11/15 15:54

私はチェロを先生について習っている。先生につくとたいてい発表会というのがある。その先生の門下生が集まって、日ごろの練習の成果を披露する催しである。その先生のところでも発表会がある。わたしは何を考えたのか、発表会に出ることを決めた。昨日が、その日だった。その日を迎えたので、サボるわけにはいかず、発表会の会場にチェロを担いで行った。そこで私は何を弾いたか。フォーレの「チェロとピアノのためのソナタ第1番」の第2楽章だ。なぜ「チェロソナタ」と書かなかったかというと、正しくはチェロとピアノのためのソナタであることを知らせたかったからだ。そして、ピアノは伴奏ではなく対等な立場であるということをはっきりさせたかったからだ。これは、音楽全体が不首尾なできに終わったときに、チェロだけでなく、ピアノにも責任を負わせたいという極めて不埒な考えに基づく。

結果はどうだったか。チェロは弾くというレベルではなく、弦を弓でこするだけという始末であった。ピアノはしっかり鳴っていたので、題名で責任逃れをしたいという目論見は見事打ち砕かれた。これに懲りたので、たぶん次回の発表会参加を打診されたら、断るだろう。

発表会なので、他の生徒の演奏を聴くことができた。生徒であるからレベルはさまざまである。自分の演奏ではないので、安心して聴けたのは収穫だった。最後に、先生の演奏もあった。さすがに先生だけのことはあった。

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