モーツァルトの弦楽五重奏曲を思い出す2020/08/20 23:00:00

モーツァルトの弦楽四重奏曲はあまり知らないが、弦楽五重奏曲はよく聴いた。1985 年から 1990 年のころだと思う。とくに、ハ長調、ト短調、ハ短調の3曲は繰り返し聴いていた。ブダペスト弦楽四重奏団のメンバーにワルター・トランプラーのヴィオラが加わっていた演奏のレコードを買っていたのだが、レコードで直接聴くことはめったになく、カセットテープにコピーして、そのカセットテープ版をそのときどきの気分に応じて聴いていた。レコードも、カセットテープも、手元にはない。

あれからもう30年近くたつ。演奏にはこだわっていないので、全6曲を聴こうと思えば YouTube でいつでも聴ける。しかし、なぜか今は聴く気になれない。もう 30 年前に聴きつくしたからだろうか。それとも、モーツァルトは苦手だという意識がいつのまにか増殖してしまったからだろうか。はたまた、モーツァルトではない、ほかの名曲を聴かなければならないという強迫観念が襲ってきたからだろうか。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://marinkyo.asablo.jp/blog/2020/08/20/9282911/tb