チェロの稽古を受ける2020/08/10 23:00:00

Werner 教則本 p.66 Andantino
チェロの練習に行ってきた。ウェルナー教則本は第5ポジションの練習である。1ページめが第5ポジションの要素練習、2ページめが第5ポジションのみを使った曲2種類の練習と要素練習の追加、3ページと4ページが第5ポジションと他のポジションとの移動を伴う2曲の練習である。1ページと2ページを終えて、3ページの曲を先生の前で弾いてみた。そのうちの一部を画像に掲げた。上が生徒(私)、下が先生である。

この G のオクターブ降下を、私は4-1 でとった。そのあとで「楽譜の4-4の指示とは違ってしまいました」とつぶやいたら、「いや、4-1でいいんです。4-4は合理的ではありませんから。ただし休符のあとの G は 2でとります。そうすると、その次の C-D-E は 1-2-3 でとれるので楽です。」とのことばだった。ありがたいと思ったあとで、オクターブ下の G は 1 で取って当然だろうとウェルナーの指示に疑問を抱くようになった。ウェルナー教則本の人気が今一つなのは、今言ったような「練習のための練習」、もっといえば「役に立たない練習」が多いからなのではないか、と思った。ともあれ、練習はこの3ページめで終わった。次回は第5ポジションを含む曲4ページめからである。

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