チェロのシラバスを翻訳する(5)-ソナタ ― 2020/07/20 23:00:00
http://www.cello.org/libraries/references/sonatas.html を翻訳する。
ソナタ
I.-IV.
- ベートーヴェン(Beethoven)/ ソナチネ ト長調/ Belwin
V.-VI.
- ブレヴァル(Bréval)/ ソナタ ハ長調/ {Suzuki vol4} | International
- ハイドゥー(Hajdu) / ソナチネ / Musica | Boosey
- マルチェッロ(Marcello)/ ソナタ ト長調、ハ長調/ International
- テレマン(Telemann)/ ソナタ ニ長調/ International
- トレッリ(Torelli, Giuseppe)/ ソナタ ト調/ Bärenreiter
- ヴィヴァルディ(Vivaldi)/ 6つのソナタ/ Schirmer | International
- ヴィヴァルディ/ ソナタホ短調/ {Suzuki vol5}/ (6つのソナタを見よ)
- ヴィヴァルディ/ ソナタイ短調/ (6つのソナタを見よ)
VII.-VIII.
- コレッリ(Corelli)/ ソナタ ニ短調/ International
- エックルズ(Eccles)/ ソナタ ト短調/ International
- メンデルスゾーン(Mendelssohn)/ソナタ 変ロ長調, Op. 45/ Peters
- モーツァルト(Mozart)/ ソナチネ イ長調/ Elkan-V
- モーツァルト/ ソナタ 変ロ長調/ International
- ロンバーグ(Romberg)/ ソナタ ホ短調, Op. 38, No. 1/ International
- ロンバーグ/ ソナタ ハ長調, Op. 43, No. 2/ International
- サンマルティーニ(Sammartini)/ ソナタ ト長調/ {Suzuki vol. 8}/International
- ウェーベルン(Webern)/ 3つの小品, Op. 11/ Universal
IX.
- バッハ(Bach, J.S.)/ ソナタ ト長調 (原曲はヴィオラダガンバ)/ Breitkopf
- ベートーヴェン/ 「見よ、勇者は帰る」の主題による12の変奏曲/ Henle
- ベートーヴェン/ 「娘か女か」の主題による12の変奏曲/ (Henle)
- ベートーヴェン/ 「恋を知る男たちは」の主題による12の変奏曲/ Henle | International
- ベートーヴェン/ ソナタ第1番ヘ長調, Op. 5/ Henle | Peters | Schirmer
- ベートーヴェン/ ソナチネ ニ短調/ Schirmer | Peters
- ブラームス(Brahms)/ ソナタ第1番ホ短調/ Henle
- ブレスゲン(Bresgen, Cesar)/ 2つのソナタ/ Peters
- ボッケリーニ(Boccherini)/ ロンド ハ長調/ International
- ボノンチーニ(Buononcini, Giova )/ ソナタ/ Kalmus
- ディアベリ(Diabelli, Anton)/ ソナチネ イ短調/ HUG
- フォーレ(Fauré)/ ソナタ第2番ト短調 Op. 117/ Durand
- デ・フェッシュ(de Fesch)/ ソナタ イ短調、ト短調、ト長調 / Peters
- デルヴロア(d'Hervelois)/ 組曲第1番 イ調/ Leeds
- コダーイ(Kodály)/ ソナチネ/ EMB
- マルチェッロ/ ソナタ ヘ長調/ Peters
X.
- バッハ / ソナタ ニ長調 (原曲はヴィオラダガンバ)/ (ソナタト長調を見よ)
- ベートーヴェン/ ソナタ第2番ト短調 Op. 5/ (ソナタ第1番を見よ)
- ベートーヴェン/ ソナタ第4番ハ長調, Op. 102-1/ (ソナタ第1番を見よ)
- ブランヴィル(Blainville)/ 古風なソナタ ニ短調 / Augener | International
- ボッケリーニ/ ソナタト長調 / Kalmus
- ボッケリーニ/ ソナタ第1番から第5番/ (ソナタイ長調を見よ)
- ブレヴァル(Breval)/ ソナタ ト調/ International
- コレット(Corrette)/ ソナタ ニ調/ Delrieu
- クレストン(Creston, Paul)/ 組曲 / Schirmer
- ドホナーニ(Dohnanyi)/ ソナタ 変ロ長調, Op. 8/ Schott
- フランクール(Francouer)/ ソナタ / Schott
- グリーグ(Grieg)/ ソナタ イ短調, Op. 36 / International
- ヘンデル(Handel)/ ソナタ ハ長調 / International
- ヒンデミット(Hindemith)/ ソナタ Op. 11, No. 3/ Leeds
- コダーイ / ソナタ Op. 4/ Universal
- マリピエロ(Malipiero)/ ソナチネ / ?
- マルチェッロ(Marcello)/ ソナタ ニ調/ Leeds
- メンデルスゾーン/ ソナタ ニ長調, Op. 58/ (ソナタ変ロ長調を見よ)
- ペルゴレージ(Pergolesi)/ シンフォニア ニ調/ Leeds
XI.
- バッハ /ソナタ ト短調 (原曲はヴィオラダガンバ)/ (ソナタト長調を見よ)
- バーバー(Barber)/ ソナタ, Op. 6/ Schirmer
- ベートーヴェン/ ソナタ第3番 イ長調, Op. 69/ (ソナタ第1番を見よ)
- ベートーヴェン/ ソナタ第5番 ニ長調, Op. 102-2/ (ソナタ第1番を見よ)
- ブリテン(Britten)/ ソナタ ハ長調 , Op. 65/ Boosey
- ブラウン(Brown)/ チェロとピアノのための音楽 (1955)/ AMP
- ボッケリーニ / ソナタ イ長調/ G. Ricordi
- ショパン(Chopin)/ ソナタ ト短調, Op. 65/ Peters
- ドビュッシー(Debussy)/ ソナタ ニ短調/ Durand
- フォーレ / ソナタ第1番 ニ短調 Op. 109/ Durand
- カバレフスキー(Kabalevsky)/ ソナタ, Op. 71/ Kalmus
- ムチンスキ(Muczynski, Robert)/ ソナタ, Op. 25/ Schirmer
- プロコフィエフ(Prokofiev)/ ソナタ, Op. 119/ International
- ラフマニノフ(Rachmaninoff)/ ソナタ ト短調, Op. 19/ International
- ショスタコーヴィッチ(Shostakovitch)/ ソナタ ニ短調 Op. 40/ International | Moscow
- R.シュトラウス(R. Strauss)/ ソナタ ヘ長調 Op. 6/ Fischer | Universal
- ヴァレンティーニ(Valentini)/ ソナタ ホ長調/ International
XII.
- ベーコン(Bacon, Ernst)/ ソナタ/ Peters
- ベーカー(Baker, David)/ Sonata/ AMP
- ブラームス/ ソナタ第2番ヘ長調, Op. 99/ Henle
- カーター(Carter)/ ソナタ (1948)/ AMP
- フランク(Franck)/ ソナタ イ長調/ International
- ハイデン(Heiden, Bernhard)/ ソナタ/ Peer
- ホヴァネス(Hovhaness)/ ソナタ/ Peer
- クーカ(Kurka) / ソナチネ, Op. 21/ Weintraub
- ロカテッリ(Locatelli)/ ソナタ ニ長調/ International
- マルチヌー(Martinů)/ ソナタ第2番/ AMP
- パーシケッティ(Persichetti)/ ソナタ/ Elkan-V
- シューベルト(Schubert)/ ソナタ イ短調 "アルペジョーネ"/ International
- シフリン(Shifrin, Seymour)/ ソナタ/ APNM
- ストラヴィンスキー(Stravinsky)/ イタリア組曲/ Boosey
- トムソン(Thomson, Virgil)/ 4つのポートレート/ Schirmer
- ワーニック(Wernick, Richard)/ ソナタ (古代のポートレート)/ Presser
訳注
- 上から順に、初出の作曲者名のみ原綴を付与した。読み仮名については、記事のある作曲家については日本語 Wikipedia にある読みを採用し、ない作曲家については妥当と思われる読み仮名を推定して採用した。なお、一部訳者の好みであえて一般的でない読み仮名を採用したものもある。例: マルティヌー→マルチヌー、エックレス→エックルズ
- 作曲者や出版社の原綴に発音区別符号が付されていないものは、訳者の判断で原綴にある発音区別符号を付した:例 Faure → Fauré 、Martinu → Martinů、Barenraiter → Bärenraiter
- I-IVにあるただ一つのベートーヴェンのソナチネト長調の原曲は不明。可能性としては、ピアノのソナチネAnh5(1)の編曲版か。なお、この作品がベートーヴェンの真作であるかは疑わしい。
- 複数の作品で、調性が長調か短調かが明示されていないものは、訳での特定は避けた。例: Sonata in D → ソナタ ニ調。ただし、古典派の曲で in Bb とあるものは、訳者の独断で変ロ長調とした。
- コダーイのソナチネの出版社は、原ページでは EBM となっていが、EMB に変更した(EMB = Editio Musica Budapest)。
- IX にあるベートーヴェンのソナチネ ニ短調の楽譜は未見。ただし、チェロのソナチネニ短調として出版されている可能性があるのは、原曲がマンドリンとピアノのためのソナチネハ短調 WoO.43-1 の編曲だろう。ストゥチェフスキー/ターラーによる編曲が Peters から出版されている。もしこの編曲が確かだとしたら、この曲の難度が IX というのは信じがたい。V.-VI 程度だろう。
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