フォーレの「ピアノとオーケストラのための幻想曲」を調べる（18） ― 2020/06/27 23:00:00
今回は練習記号16、431小節から調べる。結尾に向けて徐々に地ならしをしている箇所だ。
407小節でピアノは延々と6連符を紡いでいるが、439小節に至って左手でテーマを、右手で6連符を操ることになり、負担はいやがおうにも増してくる。ここでオーケストラ部分は省略したが木管＋ホルン１番と弦５部が鳴っている。こののちの繰り返しではほぼ同様でホルン２番も加わってティンパニが鳴って、次の練習記号17に至る。
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