ハイドンのミサ曲を聴く2019/11/26 23:22:53

ハイドンのミサ曲を聴いた。私が聴いたのは、Hob. XXII/4 でオルガンがわりに活躍する大規模なミサ曲である。

オルガンがあるミサ曲は、オーケストラだけのとはどこか趣が違う。どんなストップを使っているのかはわからないけれど、楽し気な小鳥の鳴き声のようなオルガンソロを聴くと、こちらまで心が晴れ晴れしてくる。

だいたい、ミサ曲はキリスト教の曲だからイエスキリストをあがめるためのものであろうが、私のような無神論者はたんに音楽だけを楽しむものになっている。少なくとも私が合唱団にいたとき、キリエは、キリエ・エレイソン、クリステ・エレイソンと意味もわからず唱えるものとなっている。合唱団の団内指揮者は、エレイソンとは〇〇語で△△という意味からきていると繰り返していた。その説の成否は今となってはわからない。わたしにはわからなかったので、結局はキリエ・エレイソンはナム・アミダブツと同じようなものだと思っている。ちなみに、わたしは、ナム・アミダブツは最初、ナムアミ・ダブツと切れるのかと思っていた。

鳥のさえずりにように聞こえるフレーズの楽譜は、暇があれば掲げる。