後藤明生「行方不明」を読む2019/07/25 21:37:20

草加市立図書館に行って、後藤明生の「行方不明」を読んだ。この草加市立図書館は、後藤明生の本を多く所蔵している。なぜかというと、かつて後藤明生は草加市に住んでいて、そのため草加市の図書館は後藤明生を「郷土作家」としてまつっているからだ。

それで「行方不明」は確かにあったのだが、読めたのは河出書房新社の単行本「書かれない報告」に収められた「行方不明」のほうで、福武文庫の「行方不明」は(少なくとも開架書棚には)なかった。おまけに、河出書房新社の単行本も禁帯出扱いになっていて、借り出せなかった。仕方なく、図書館の中で、大急ぎで読んだ。感想はどこかにいつか記す。