荘村清志&福田進一ギターデュオ・リサイタル ― 2017/03/04 23:33:03
南越谷サンシティホールで、ギターリサイタルを聴いた。曲目は以下の通り。
- T.アルビノーニ~R.ジャゾット(A.ラゴヤ編):アダージョ
- F.ソル:幻想曲op.54 ※出演者の希望により当初発表しておりましたF.ソル:2人の友op.41から変更となりました。
- F.サイ:リキアの王女
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- 武満徹:エキノクス ※荘村清志ソロ
- 武満徹:ギターのための12の歌より“早春賦(中田章)”、“サマータイム(ガーシュイン)” ※福田進一ソロ
- E.モリコーネ(鈴木大介編):ニュー・シネマ・パラダイス
- S.マイヤース(鈴木大介編):カヴァティーナ
- F.タレガ(J.サグレラス編):アルハンブラの思い出
- M.ファリャ(E.ブホール編):スペイン舞曲-オペラ「はかなき人生」より
- F.プーランク(福田進一編):エディット・ピアフを讃えて-「15の即興曲」より
- 久石譲:Shaking Anxiety and Dreamy Globe
ギターの二重奏を聴くのは、村治佳織と渡辺香津美以来何年ぶりだろうか。あのときは同じサンシティの大ホールだったが、今回は小ホールだ。安心できる。
前半はリラックスすることにした。ギターのアダージョは物足りない気がするのだが、それはずっとオルガンと弦楽の版で聴いてきたせいなのだろう。ファジル・サイの曲は初めて聴いた。現代音楽していないのが気楽でよい。
休憩後はまずお二人の話をきく時間帯がある。並んで話をしているとこの二人は漫才師かと思いますね。
話のあとはそれぞれのソロのあといろいろな曲(当人たち曰く、たくさんのアンコールピース)を披露してくれた。私にはギターの巧拙などわからないが、芸風の違いははっきりとわかり、一人より二人がいいなあと暖かい気持ちになった。
アンコールは2曲、「星に願いを」とカルリ(Carulli) の Largo e Rondo op.34 より Rondo であった。
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