越谷市民交響楽団のコンサート ― 2015/11/29 22:07:41
この日、越谷市民交響楽団のコンサートが行われたので聴きに行った。
http://koshikyou.s8.xrea.com/
チャイコフスキー 『スラブ行進曲 変ロ短調』
ドヴォルザーク 『チェロ協奏曲 ロ短調』
チェロ独奏:夏秋 裕一
ベートーヴェン 『交響曲第7番 イ長調』
という、いかにも重いプログラムである。
スラブ行進曲は、昨今の情勢、つまりロシアとトルコの関係を思いながら聞いていた。最後のおちゃらけぶりは音楽だからいいのだけれど、これを演劇や美術でやって大丈夫だろうか、ということをふと思った。演奏は立派だった。
チェロ協奏曲のソリストは品のいいチェロの音色を奏でてくれた。特に第2楽章に感銘した。アンコールのバッハ無伴奏チェロ組曲第6番のガボットは苦労していたようだが、あれだけの長大な曲を弾き切ったのだから仕方なかろう。
交響曲第7番は、リズムを前面に打ち出した曲であり、聴く側からすればスリルあふれる演奏をつい期待してしまうが、指揮者はがっちりとした構成で初めから終わりまで通していた。4楽章の途中でスコアが指揮者の譜面台から落ちてしまったが、特に問題もなく最後まで弾き切ったのはあっぱれだった。
アンコールは、シューベルトのロザムンデ間奏曲だった。ベートーヴェンの興奮をさますにはよい選曲だったのではないか。
オーケストラ全体については、特に弱音の入りがきちんとあえばもっと良くなると思った。
http://koshikyou.s8.xrea.com/
チャイコフスキー 『スラブ行進曲 変ロ短調』
ドヴォルザーク 『チェロ協奏曲 ロ短調』
チェロ独奏:夏秋 裕一
ベートーヴェン 『交響曲第7番 イ長調』
という、いかにも重いプログラムである。
スラブ行進曲は、昨今の情勢、つまりロシアとトルコの関係を思いながら聞いていた。最後のおちゃらけぶりは音楽だからいいのだけれど、これを演劇や美術でやって大丈夫だろうか、ということをふと思った。演奏は立派だった。
チェロ協奏曲のソリストは品のいいチェロの音色を奏でてくれた。特に第2楽章に感銘した。アンコールのバッハ無伴奏チェロ組曲第6番のガボットは苦労していたようだが、あれだけの長大な曲を弾き切ったのだから仕方なかろう。
交響曲第7番は、リズムを前面に打ち出した曲であり、聴く側からすればスリルあふれる演奏をつい期待してしまうが、指揮者はがっちりとした構成で初めから終わりまで通していた。4楽章の途中でスコアが指揮者の譜面台から落ちてしまったが、特に問題もなく最後まで弾き切ったのはあっぱれだった。
アンコールは、シューベルトのロザムンデ間奏曲だった。ベートーヴェンの興奮をさますにはよい選曲だったのではないか。
オーケストラ全体については、特に弱音の入りがきちんとあえばもっと良くなると思った。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://marinkyo.asablo.jp/blog/2015/11/29/7929056/tb
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。