交響曲第55番変ホ長調「校長先生」2005/12/10 23:14:11

なぜこの曲が「校長先生」なのかわからない。どこかの楽章が謹厳実直だと聞いたが、それがどういうことなのか、わからない。
でも、そんなことはどうでもよくて、ハイドンの交響曲はいい。

メヌエットのチェロ独奏が美しい。ホルンの厚みのある和音もすばらしい。

交響曲第57番ニ長調2005/12/10 23:50:46

アダージョから始まっているからか、ティンパニがないからか、音形からか、その性格からか、ヘンデルの合奏協奏曲を思い出す。

戦後歌謡曲302005/12/11 09:53:08

題名のない音楽会21で、12月11日放送されていた「戦後歌謡曲30」の内容である。表記、順番は間違いがあろうかと思う。お許しを乞う。

1. リンゴの唄
2. りんご追分
3. 黒い花びら
4. 東京キッド
5. スーダラ節
6. こんにちは赤ちゃん
7. 恋のバカンス
8. 君恋し
9. テネシーワルツ
10. 上を向いて歩こう
11. また逢う日まで
12. 恋の季節
13. 星のフラメンコ
14. 花の首飾り
15. 黒ネコのタンゴ
16. 知床旅情
17. 瀬戸の花嫁
18. 天使の誘惑
19. ブルーシャトウ
20. 君といつまでも
21. 青い珊瑚礁
22. およげ!たいやきくん
23. 魅せられて
24. シクラメンのかほり
25. 勝手にしやがれ
26. ルビーの指輪
27. いとしのエリー
28. セカンドラブ
29. ウォンテッド
30. 昴

同居人は、「百恵ちゃんの唄がないねえ」と感想を漏らしたが、30曲にしぼったので仕方がないだろう。

交響曲第58番ヘ長調2005/12/11 22:14:22

この曲も、どこかヘンデルの合奏協奏曲を思い出す。しかし、交響曲だから管の厚みが加わり、よりゴージャスに聞こえる。
終楽章は敏捷で、軽やかだ。音楽そのものだと思う。

交響曲第59番「火事」2005/12/11 23:58:15

なぜ「火事」なのかはよくわからない。第1楽章が慌てている様子だからだろうか。突発的に何かする、というのはハイドンの曲になさそうでいて、けっこうある。だから、火事でも慌てない。そうして、慌てぶりも音楽の中に組み込まれていく。

交響曲第60番「うっかり者」2005/12/12 00:02:54

ハイドンの突発的な音楽には、もうあわてなくなった。でもなぜ、これが「うっかり者」なのだろうか。途中の楽章で、妙な音が鳴っていたが、このことなのだろうか。

ヴァイオリン協奏曲602005/12/18 21:48:55

きょう、淡交フィルハーモニーの演奏会に行ってきた。
http://www.tanphil.com/
全部で3曲のうち、ソリストに石川静氏を迎えた、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が圧巻だった。多少ゆっくりめのテンポで歌心と技巧をここぞとばかりに披露していた。

さて、ソリストの解説で、「レパートリーは協奏曲だけでも60曲に及ぶ」とあった。さて、ヴァイオリン協奏曲が私には60曲うかぶだろうか。

ヴィヴァルディはどうしよう。「四季」は4曲で勘定すればいいのかな。あとは知らない。調和の幻想から鈴木メソッドで出てくるイ短調だけだ。これをプロのレパートリーとしてはかわいそうだ。でも、他には知らないから、これで5曲。
バッハは第1番と第2番がある。つまり2曲。ドッペルコンチェルトは勘定に入れないでおく。
ほかにもバロック期の協奏曲はたくさんあるのだが、私は知らない。
古典派では、モーツァルトが5曲。しかし、私が知っているのは第3,4,5番の計3曲。
ベートーヴェンは1曲のみ。ここまで計11曲。
ロマン派はどうだろう。メンデルスゾーンは有名なホ短調のしかしらない。シューマンはかろうじて覚えている。そしてブラームス、チャイコフスキー、ブルッフは知っている。パガニーニは1曲だけだが、聴いたことがある。プロコフィエフ2曲はどちらも覚えている。ほかにはシベリウス1曲、ベルク1曲。これでおしまい。つまりロマン派以降は10曲。あわせて21曲。結局1/3をかろうじて超えただけだった。

ここまで書いて調べてみると、ストラヴィンスキーの協奏曲を思い出した。これは聞いたことがある。そういえば、グラズノフ、ドヴォルジャークのも聞いたことがあった。他、聞いたことがない曲には、バルトーク、ショスタコーヴィチ、ウォルトン、サン=サーンス、ブリテン、ハチャトリアン(フルート版は聴いたことあり)、シュニトケ、R・シュトラウス、シェーンベルク、マルティヌー、ミヨー、バーバー、ユン(尹伊桑)、リゲティ、レーガー、ルビンシテイン、ルクレール、シュターミッツ、あといろいろあるのだろうが、疲れた。まだまだだなあ。

ハイドン交響曲第61番ニ長調2005/12/21 22:44:16

第1楽章は、威勢がいい。盛り上がるとティンパニの乱れ打ちである。このおっさんは、底知れない。

交響曲第62番ニ長調2005/12/21 22:56:35

第1楽章は、どことなくスカルラッティの軽さを思い出す。しかし、モーツァルトの優雅さも感じられる。ハイドン先生の才能には感心する。