音楽専用Blog2005/08/08 22:52:10

2005年1月からは、話題無節操のBlogを運営してきました。

2005年8月からは、プロバイダーが提供するBlogも使えるようになりました。こちらのBlogは、音楽、それもクラシック音楽を中心とした話題を提供します。

よろしくお願いします。

演奏会のご案内2005/08/08 23:00:00

最初の投稿は、小生が所属する八重洲室内アンサンブルの演奏会の案内です。 既に各所で案内していますが、しつこく宣伝します。

八重洲室内アンサンブル第18回 定期演奏会

夏の一日、重要文化財でもある歴史的なホールで音楽に耳を傾けるのはいかがですか。メンバー一同皆様のお越しをお待ちしています。

■日時   : 2005 年 8 月 27 日(土)午後2時開演

■場所   : 旧東京音楽学校奏楽堂(上野公園内)     台東区上野公園 8 番 43 号     TEL (03)3824-1988

■入場無料

■演奏曲目

 早川正昭 日本の四季より「秋」

 モーツァルト ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415

 ヴィヴァルディ チェロ協奏曲イ短調 RV422

 ロッシーニ 弦楽のためのソナタ第3番ハ長調

モーツァルトのピアノ協奏曲の独奏は、私が担当します。

ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ2005/08/10 23:36:01

急にこの曲を思い出した。ブラームスの曲の中では、好きな部類に入る。

元のヘンデルの主題であるが、ヘンデル自身が変奏曲として作っている。ブラームスはどういうつもりで、屋上屋を架すようなことを考えたのだろう。

ヘンデルの変奏曲のほうが、ブラームスより優れている、という人もいるらしい。私はヘンデルの変奏曲をそれほど聞いていないので断言はできないが、冗長なのはブラームスの変奏曲のほうだろう。

ブラームスの変奏曲には、最後にフーガがついている。これはどういうわけか「生煮えのポリッジ(おかゆ)と評されているが、これはショパンの書法に心酔する批評家の、ブラームスへの悪罵にすぎないから、多少は割り引いて考えよう。

詳しく述べると、この批評家はショパンのバラード第3番における属音の持続(クライマックス直前のGis音のオクターブ分散)を絶賛していた。返す刀でブラームスのフーガの同様な部分(ここではFのオクターブか)を斬った。

私は、この曲をシューラ・チェルカスキーの演奏で知った。今思えば、いい演奏だったのだろう。